【機種で判断】ソフトバンクのiPhoneでMVNOに乗り換えならこの2択
「MVNOに乗り換えたいけど、ソフトバンクのiPhoneは使える?」
「会社が変わるから手続き面倒そうだけど、やっぱり安くしたい…!」
最近話題のMVNO。
周りでも使っている人が増えてきたのではないでしょうか?
ソフトバンクのiPhoneは「機種」によって乗り換えられる会社が異なります。
今回は、ソフトバンクのiPhoneユーザー向けに、オススメ会社や注意点などをご紹介します。

ソフトバンクのiPhoneは機種によって乗り換えられる会社が違う
ソフトバンクのiPhoneは、iPhone5以降に発売された機種だと、MVNOに乗り換え可能です。
しかし、機種で乗り換えられる会社が異なります。
その理由はソフトバンクで「SIMロック解除」が出来るかどうかです。
《ソフトバンクでSIMロック解除が出来る機種と出来ない機種》
SIMロック解除が出来る機種
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
SIMロック解除が出来ない機種
- iPhone 5
- iPhone 5c
- iPhone 5s
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
通常であれば、契約しているキャリアで「SIMロック解除」ができなければ、
格安SIM会社に乗り換えることは不可です。
しかし、これからご紹介するU-mobileは、ソフトバンクでSIMロック解除が出来なくても、
SIMカードを挿入するだけで使うことできます。
それではiPhoneの機種に合わせた、オススメ会社をご紹介します。
iPhone6s以降の機種ならワイモバイル
ソフトバンクのiPhoneを使うなら「ワイモバイル」がオススメです。
ワイモバイルとは、ソフトバンク回線と独自回線を持ち、ソフトバンクのサブブランドに位置します。
電波エリアもソフトバンクと全く変わらないため、今と同じ使用感でソフトバンクよりも安く利用できます。
《ワイモバイル8つの魅力》
- ソフトバンクの回線使用で「サクサク」繋がる
- 通話完全かけ放題オプションが1,000円でどこよりも安い
- 10分以内の国内通話が何度かけても0円
- スマホプラン割引で「1年間で1,000円」安くなる
- 故障のときは、ショップで新品に即日交換
- 全国1,000店舗!対面サポートで安心
- 家族割・おうち割光セットで500円割引
- Yahoo!ショッピングでTポイント5倍
これらをふまえると、ドコモ・au・ソフトバンクとに劣らないサービスで、料金が¥1,480~に抑えられるのは嬉しいですよね。
気になる料金プランはこちらです。
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,980円(1年間) | 2,980円(1年間) | 3,980円(1年間) |
データ容量 | 2GB
(26ヶ月目以降 1GB) |
6GB
(26ヶ月目以降 3GB) |
14GB
(26ヶ月目以降 7GB) |
通話 | 1回10分以内無料 |
ワイモバイルのプランの特徴は、通話10分かけ放題が無料で付いていること。
他社では、同じようにかけ放題が付いていても「5分」だったり、オプションで追加料金を支払わないと使えなかったり、ワイモバイルに比べて劣ってしまいます。
通話をよくする人もワイモバイルはおすすめです!
データ容量は、毎月の利用状況を参考にして選んでくださいね。
《ワイモバイルに乗り換えるべき人の特徴》
- 5分以上の通話をすることがある
- 通話もメールも万遍なくする
- ソフトバンクの通話かけ放題、月々¥2,700が高く感じている
- 何かあったら店舗でサポートしてほしい
- 通信速度も重視したい
※1つだけ注意点
ワイモバイルとソフトバンクは同じ系列の企業のサービスですが、
ソフトバンク版のiPhoneをワイモバイルで使うには、「SIMロック解除の手続き」が必要となります。
iPhone5~iPhone6 Plusの機種ならU-mobile
「昔使ってたiPhone、復活させたいな」
前回新しい機種を購入した際、使っていたiPhoneを買い取りに出さず、家で眠っていたり…なんてことはありませんか?
ソフトバンクでSIMロック解除できなくても、U-mobileならSIMカードを挿入するだけで、ソフトバンク回線に繋がります!
もちろんソフトバンクのiPadも可能です。
そもそもU-mobileとは
U-mobileとは株式会社U-NEXTが運営する通信サービスです。
主にドコモ回線を使用しており、IIJや日本通信などと連携しています。
取扱店舗が160店舗以上あり、端末補償や問い合わせ方法、リモートサポートも幅広い為、初心者に人気の会社なんです。
SIMロック解除できなくてもOK!U-mobile Sプラン
《U-mobile Sプランの特徴》
- ソフトバンク回線が使える
- データSIM専用プランなので2台目にも最適
- データ容量が1GB~30GBと豊富
気になる料金プランはこちらです。
U-mobile S データ専用 |
容量 | 月額料金 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|
1GB | 880円 | なし | |
3GB | 1,580円 | なし | |
7GB | 2,980円 | なし | |
30GB | 4,980円 | なし |
新しく買い替えたい!iPhoneのセット購入が出来るMVNO2社
これまでは「使用中のソフトバンクのiPhoneで乗り換える」という前提でお話してきました。
でも「SIMロック解除の手続きは面倒」「この機会にいっそのこと乗り換えようかな」
と思う方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
そんな方にお勧めなのが、iPhoneを取り扱っているMVNOを選ぶことです。
MVNOで扱っているiPhoneはiPhoneSEとiPhone6sの2つ。
それでは、セット購入でお得にGET出来るMVNOをご紹介します。
速度重視の人はUQモバイル
auのサブブランドであるUQモバイル。
ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換える際、同時にiPhoneSEまたはiPhone6sへ機種変更することが可能です。
特徴は「通信速度」と「安定性」
au回線を使用している為、通信速度が安定して速いです。
気になる料金は、こちらです。
iPhoneSE(32GB)分割購入+おしゃべりプランSの場合
- 1年目 3,218円/月〜
- 2年目 4,298円/月~
※UQモバイルの公式HPではiPhone5sも販売していますが、こちらの在庫は「店頭にわずかに残っている状態」のため、入手困難です。

通話もネットもする人はワイモバイル
ワイモバイルでも、iPhoneSEを取り扱っています。
UQモバイル同様、こちらも新規契約やMNPでの乗り換え時にiPhoneSEをセットで購入することが可能です。
特徴は「ソフトバンクと同じサービスエリア」という安心感。
ソフトバンクからの乗り換え理由が電波状況に対する不満でなければ、ワイモバイルは有効な選択肢の1つと言えるでしょう。
また、かけ放題サービスもUQモバイルの2倍の1回あたり10分となっています。
ちょっとした通話が多いという方にも、ワイモバイルはお勧めです。
料金の例はこちらです。
■料金プランの一例
《iPhoneSE(32GB)分割購入+スマホプランSでソフトバンクから番号移行する場合》
- 1年目 3,600円〜
- 2年目以降(端末代金支払中) 4,600円
- 2年目以降(端末代金支払完了後) 2,980円

要注意!ソフトバンクのiPhoneはSIMロック解除が必要
MVNOは、簡単に言うと大手キャリアから回線を大量に借り受け、それを安価で私たちユーザーへ提供してくれるキャリアのことです。
これまで、MVNOキャリアはドコモの回線を使ったサービスがほとんどで、auやソフトバンク回線を使っている会社は多くありませんでした。
最近は、au回線・ソフトバンク回線を使ったMVNOも増えてきたものの、依然としてドコモ回線を使ったサービスの方が多いことに変わりはありません。
また、ソフトバンク版iPhoneの場合、ドコモやau回線のMVNOを利用しようとすると、SIMロック解除の手続きが必要となります。
SIMロックとは、購入したキャリア以外でその機種を利用できないようにする「ロック機能」のことで、ソフトバンク版のiPhoneは6s以降であれば、一定条件を満たすことでロック解除ができます。
今回は、このSIMロックの解除方法や、解除後に利用できるおすすめMVNOキャリアを紹介します。
SIMロックの解除方法と注意点
それでは、ソフトバンク版iPhoneをドコモやau回線のMVNOで利用可能にする、SIMロック解除の方法について触れていきましょう。
まず始めに、SIMロック解除には前提となる条件が3つあります。
- 2015年5月以降に発売された機種(SIMロック解除機能の付いたもの:iPhoneなら6s以降が相当)
- その端末の購入日から101日目以降であること
- 解約済みの場合は解約から90日以内かつ、その端末を契約していた本人であること。
これらの条件を満たしていれば、SIMロック解除の手続きをすることが可能です。
SIMロック解除の方法は2つです。
- My SoftBankで手続き
- ソフトバンクショップで手続き
次に、各取得方法のメリット・デメリットをまとめたのでご覧ください。
My SoftBankを使うメリット・デメリット
- Webなので、お店の営業時間を気にせず手続きができる
- 解除の手数料は無料
- 過去に使っていた端末のSIMロック解除手続きはできない
- ソフトバンク以外のキャリア(MVNO)のSIMカードが必要
ソフトバンクショップで解除するメリット・デメリット
- 解除手数料(記事執筆時点では3,000円)が必要
- 店舗の営業時間内しか利用できない
- 混雑している場合、待たされることもある。
- 過去に使っていた端末のSIMロック解除も可能
- ソフトバンク以外のSIMを持っていなくてもSIMロック解除が可能
SIMロック解除で使えるドコモ・au系のMVNOを紹介
SIMロック解除の手続きさえしてしまえば、ソフトバンク版iPhoneでもドコモやau回線を使ったMVNOを利用することができるようになります。
ここでは、数あるキャリアの中から、おすすめのMVNOをいくつかご紹介しましょう。
ドコモ系でおすすめのMVNO2社
まずは、いちばん数の多いドコモ回線利用のMVNOの中から、特におすすめのキャリアを2つご紹介します。
楽天モバイル
その名の通り、ネット通販サイト楽天が提供しているMVNOキャリアです。
特徴はプランの割安感や楽天スーパーポイントとの連携。
毎月の利用料金に応じて楽天スーパーポイントが付与されるので、特に楽天を良く使うという方にお勧めです。
また、MVNOとしては珍しくリアル店舗に力を入れているキャリアなのでお近くにショップがあれば、店員さんと相談しながらプランを選ぶことも出来ますよ。
- iPhone6s/6sPlus
- iPhone SE
- iPhone7/7Plus
LINEモバイル
LINEモバイルは、通信アプリのLINEが提供しているMVNOです。
特徴はやはり、LINEとの相性の良さ。
特に、MVNOキャリアとしては珍しくLINEの年齢認証に対応しているので、LINEのヘビーユーザーの方には使いやすいMVNOです。
- iPhone6s/6sPlus
- iPhone SE
- iPhone7/7Plus

au系でおすすめのMVNO2社
ドコモの次は、au回線を使ったMVNOをご紹介しましょう。
mineo
mineoは、au回線を使ったMVNOのパイオニア的存在のキャリアです。
特徴はそのユニークなサービス。
代表的なものは「フリータンク」というサービスで、ユーザーが余ったデータ通信量を他のユーザーが使えるように寄付したり、逆に他のユーザーが寄付したデータ通信量を貰うことができるというもの。
家族とデータ通信量を分け合えるというのは珍しくありませんが、不特定多数と余った通信量をやりとり出来るというのは、なかなか面白いと思います。
また、このmineoはドコモ回線のプランも用意されているので、「引っ越したらauよりドコモの電波の方が通りやすくなった」といった場合に、ドコモ回線のプランへ契約変更をすることも可能です。
なお、mineoの場合、残念ながらau回線のプランでiPhoneを使う場合、テザリングを利用することができません。
テザリング機能が必要な方は、UQモバイルを使うようにしましょう。
まとめ
今回は、ソフトバンク版のiPhoneをMVNOや格安SIMで利用する方法や、面倒なSIMロック解除をしなくても乗り換えと同時にiPhoneSEを購入できる方法をご紹介しました。
- ソフトバンクのiPhoneは機種によって乗り換えられる会社が違う
- おすすめ会社はワイモバイルとU-mobile
毎月の通信料は、多くの方の悩みの種。
この機会に、是非MVNOや格安SIMに乗り換えて、家計の倹約に挑戦してみてくださいね。