【知恵袋にも掲載なし】ワイモバイルが秘密にしたいデメリット5つ


ワイモバイルの本当のデメリットとは
乗り換えたい格安SIM会社の中で、1番人気と言っても過言ではないワイモバイルですが、利用用途によってはワイモバイルのサービスがデメリットになってしまう可能性があります。

ここではワイモバイルを徹底的に調べ尽くした中で発見した、知恵袋にも書かれていないデメリット5つを解説していきます。
失敗しないMVNO選びのためにも必ず確認をした上で、ワイモバイルへの乗り換えを検討してください。
データ繰越ができない
まず1つ目のデメリットです。
ワイモバイルでは、余ったデータ容量の翌月への繰越ができません。他の格安SIMは繰り越せる会社が多いので、これはワイモバイルのデメリットです。
たとえば、LINEモバイルやmineoなどは翌月へ繰り越すことができます。
しかしいくらデータを繰り越せたとしても日常の通信速度が遅くては意味がありませんし、ソーシャルゲームなどデータ通信を頻繁に行うような使い方をしていると繰り越せるデータ容量はそれほど無いはずです。
そもそも大容量を利用するのであれば、月額料金も高くなってしまうのでMVNOにするメリットも薄くなってしまいます。
大容量でデータのやり取りが頻繁にある使い方をするのであれば、通信速度、回線の安定度から考えて大手キャリアを利用し続けることも検討した方がよいでしょう。
データ大容量のプランがない
2つ目は大容量のデータプランが無いことです。他社には20GB、30GBなど大容量のデータ容量のプランがありますが、ワイモバイルで一番容量の大きいプランは、プランLの14GB(データ容量2倍キャンペーン適用)です。
大容量のプランのあるMVNOは、以下のようなリスクもあります。
- 利用者が集中する時間帯に大量のデータのやりとりで回線が不安定になる
- 回線の圧迫で、通信速度が低速になる場合がある
- 標準的な使い方をしている人も低速になる可能性がある
利用者が集中する時間帯に大量のデータ通信のやりとりで通信速度が不安定になる、低速になるなどのリスクもあります。
その点、1人あたりの利用上限が少ないワイモバイルの方が安定した通信速度を確保できる可能性は上がるので、大容量のデータを使用しない人はワイモバイルの方が適しているといえるでしょう。
Androidの機種が少ない
ワイモバイルが販売しているandroid端末は、他のMVNOに比べると種類が少ないです。
その分、ワイモバイル向けに提供されているandroid端末「android one」が高スペックで十分満足のいく物になっています。
最新機種の「android one X1」は、googleが日本向けにOSとプリインストールソフトを最適化して提供している端末で非常に使いやすい端末です。
主な特徴
OSは最新のandroid7.1.1を搭載。常に最新のOS、最新のセキュリティーアップデートを毎月配信などサポートもしっかりしています。
選りすぐりの必要とされたgoogleアプリだけが搭載された、シンプル、わかりやすい、使いやすい端末になっています。
・文字入力
文字入力は、Google日本語入力がプリインストールされているので、スムーズに変換・入力ができます。
・防水・防塵機能、おさいふケータイなど安心の日本仕様
ワンセグ、テザリング機能も搭載しています。MVNOでは届かないケースもある「緊急速報メール」もしっかり届きます。
・4日間超え持ちをうたう大容量電池
連続待受時間710時間(LTE)という大容量の電池です。
シャープが製造元なので、日本人が使うことを考えて端末のデザインなども設計されています。液晶画面はシャープの技術であるIGZO液晶ディスプレーを使用、
簡単操作で素早く撮れるカメラ機能など過不足なく機能が揃っています。
ワイモバイル版iphone5sは半年経っても、SIMロック解除できない
4つ目のデメリットは、ワイモバイルで購入したiphone5sを180日経過してもSIMロック解除することができない点です。
iPhone5sは2013年に発売されましたが、この当時はSIMロック解除が義務付けられていなかったためSIMロック解除対象外になっています。
しかし、当時販売をしていたソフトバンクとauは現在でもSIMロック解除対象外なので、ワイモバイルだけのデメリットという訳ではありません。
ちなみに、現在ワイモバイルで購入できるiPhone端末はiPhoneSEだけなので、これからiPhoneを使おうと考えている人には影響は無いので心配ありません。
ワンキュッパ割は1年限り
ワイモバイルのデメリット最後の5つ目は、基本料金が1,000円割引になる「ワンキュッパ割」が1年間で切れてしまうため2年目の料金が1,000円値上がってしまうことです。
プランSが1年目1,980円から2,980円に、プランMが2,980円から3,980円、プランLが3,980円から5,980円に値上がります。

こんな人以外はワイモバイルで大正解!1秒で判断できる特徴3つ
ワイモバイルのデメリットになるかもしれないポイントを解説してきましたが、ではどういう人にワイモバイルがぴったりなのか
1秒で判断できる特徴を3つ挙げました。以下の3つの特徴に当てははまらない人には、MVNOのなかでワイモバイルがベストの選択になります。
頻繁に動画見るorアプリゲームをする
ワイモバイルはデータ容量がプランLでも14GBしかありません。
ですので、一日中動画をたくさん見る、ソーシャルゲームなどをガンガンやるという人には正直向いていません。
YouTubeの普通画質を月に約30時間程度視聴すると、約7GBほど消費してしまいます。プランMのデータ容量が6GBなので、すでに高速データ容量の上限をオーバーしてしまう計算になります。そうするとその月はずっと速度制限がかかってしまいます。
ワイモバイルを持ちたいけど動画やゲームを沢山使うという人は、別途モバイルルーターなどを持つ必要があります。
電話はほとんどしない
ワイモバイルの大きなメリットのひとつは「1回の通話が10分以内なら何回でもかけ放題」の通話料込みの料金プランです。
1回10分の通話はかなり話せる時間ですし何回でも無料なので、10分以内の通話を頻繁にする人にとってはよいサービスなのですが、電話をほとんど使わない人にはなんの恩恵も無くなってしまいます。
通話はほとんどせず、データ容量が沢山ほしいという人にはワイモバイルは向いていません。
ワイモバイルを2年以上使うかわからない
ワイモバイルは大手キャリアと同じく最低利用期間の「2年縛り」があります。「とりあえずワイモバイルを使ってみよう」という人や、1年くらい使って他のMVNOに乗り換えようという人にはおすすめできません。
ワイモバイルも大手キャリアなどと同様に、MNP転出する場合には、MNP転出料と解約金が発生します。
「スマホプラン」は2年契約の自動更新ですが、契約更新期間以外での解約料金は9,500円かかります。
またMNP転出手数料が新規契約月から6ヶ月以内で6,000円、7ヶ月目以降3,000円がかかります。
ワイモバイルのPHSの通話プランである「ケータイプラン」は、最低利用期間が3年契約という長期なのでさらに注意が必要です。
契約更新期間をすぎると自動更新なので、最低利用期間でMNPするつもりのある人はしっかりと更新時期を把握しておく必要があります。
まとめ
ワイモバイルの5つのデメリットとワイモバイルがぴったりかどうか1秒で判断できる特徴3つを挙げて解説してきました。
デメリットといっても利用する人によってメリットにもなりえる点でもあります。
android端末の「android one X1」などは、googleアプリを日常使いしている人であればとても良い端末ですし、特にビジネス利用には最適です。
ビジネス利用となれば通話も使うはずなので、「10分以内の通話し放題」もメリットとして見逃せないでしょう。
通話はせずに動画を沢山見て、ゲームをガンガンやるという人には不向きですが、通話もデータ通信もほどほどに使う人には、ワイモバイルは良い選択肢だといえます。
そして初めてのMVNOを選ぶのであれば、独立系のMVNOよりもソフトバンクのブランドがあるワイモバイルが安心です。
